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2.OS製LC10WR 5速ミッション及びマルチプレートクラッチなどを開発

当時LC10WRエンジンの最大の弱点は1万回転以上を常用すると1~2時間で3番のクランクピンが折れてエンジンが全損する事だった。そこで社長はオリジナルのクランクシャフトに付いている4.0㎏の重いクラッチを廃止しバイクと同じ様にミッションのメインシャフトに移設する事にした。
この改造で使用するディスクは当時カワサキのライダーで活躍した後OSの社員になった岩堂氏にハイパワーに対応できるバイク用のディスクを調達してもらいそれに組み合わせる全てのパーツは製作した。この改造にともないメインシャフトは長い物を造った。その結果クランクシャフトから4.0㎏も有る重いクラッチが除去されクランクシャフトの寿命が飛躍的に伸びただけでなくアクセルレスポンスも向上した。特筆すべきはこのLC10WRのクランクシャフトトラブルを回避する目的で造ったクラッチが何と!その後のOS技研の主力商品になるとはその時点で想像すら出来なかった。この改造で製作したクラッチパーツやメインシャフトも残っている。その他OSで開発したLC10WR用のパーツは4速クロスミッション・プライマリーギア・カワサキマッハ500のパーツを流用したCDI点火・インマニ・逆転用ウォーターポンプ・オイルポンプなど。ミッションはギア比の違う3種が有った。ミッションとプライマリーギアは完成していた。クラッチは問題が残っていた。その他はまだ使えるレベルに達していなかった。この後完成した5速クロスミッションは現存している。


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アオキエンジニアリングのブログです。
アオキエンジニアリングは、フロンテクーペとFLBレースで培った技術とノウハウを活かし、フロンテエンジンのリビルド及びチューニングの他、メッサーシュミットと旧車二輪のリビルド及びレストアを行っています。

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